2009/04/25

メロン



マンゴーの出回る少し前には、パパイヤとともにメロンも主流です。
だいたいこの2種類で、いずれも当たると美味しいです。
水分豊富で香りも抜群。甘い香りにつられて買う事が多いです。
そして家でも、冷蔵庫を開けたとたんに、香りが広がります。

しかし、ハズレると、う〜〜む。果物より野菜に近い...。
そんな時もたまにあります。年によって出来不出来があるように感じられます。

最近忙しくて、旬のフルーツネタで軽く済ませてしまっています。
次回はmusic... それではまた〜

2009/04/18

マンゴー



今年もやって来ました「マンゴー」の季節。
少し前から既に果物屋で見かけてはいましたが
出始めはかなり割高だし、真っ盛りの時期に食べたかったりもするから
まだいいやと思っていたんです。

しかし今朝は、ヨガを終えて公園から出て、その前に並ぶ果物屋をふと見ていたら
「これはとっても甘くて一番美味しい」という果物屋の言葉に
「それじゃあ、頂こうかしら...」とすんなり。

マンゴーがリヤカーに山盛りで出回る時には、1kgあたり60円弱で買えたりもします。
しかし、今日のはその3倍弱でした。アルフォンゾという品種だからかもしれないですが
日本で買う事を考えたら断然安いですね。


今年の初マンゴーです。




種を挟んで3つに切って、種のついていない部分はスプーンですくって食べる。
種のついている部分はナイフで削って食べる。
カットするだけで果汁が滴り落ちるほど果実はとろとろです。

うま、うま〜〜〜。ヒョロロ〜〜♪
今年も裏切られずにこの美味しさ !!
ジューシィーで程良く甘く、適度な酸味もあって、ニコニコ。

インドのマンゴーは世界に誇れるほどオススメですが
現地で思う存分頂くには、一番暑い時期にインド入りしないといけません。
しかし、その価値も十分あるほどの美味しさです。

マンゴーとともに暑さを乗り切れそうです。

2009/04/17

クッタ〜〜



ヒンディー語で「犬」は「クッター」。
まさにこんな姿がそのまま名前になったようです。

先週の日曜日。
ここは、デリーの中心マーケット、コンノート・プレイス(CP)です。
2匹だけでは終わりません。その向かい側にもしっかりと...。
日陰を陣取っています。



犬も暑いのでしょう。最近日中の最高気温が40℃を少し超えています。
私も彼らのように、身体がグタ〜としてしまい、ブログの更新も滞ってしまいました。
この時期は風呂場のようなデリーから脱出したいです。鼻から入る空気が熱いです。

そしてこの犬達、どうにも動きません。
階段の上にはカフェがあって、私はそこへ行きたい...。
どうにか動いてくれないものかと見ていても、その気配も全くありません。
しばらく見ている間に、インド人の若者たちは、犬にほとんど占領された
この階段を上ってカフェへ、そしてカフェから降りて来る人もいます。
一匹だけがほんの一瞬反応して、うすら白目を細く開けます。うっ、怖いわ〜。
運悪く噛まれたりしたら嫌だし。勇気も持ってみたものの
結局接近できませんでした。

それでどこへ行ったんだっけ? と考えないとわからない位に頭も溶け出します。

そうそう、50mほど歩いたら、同じカフェが向かい合わせに2軒もあって
その一つへ入ったのでした。目と鼻の先に3軒も同じカフェですぞ!
このカフェ、CPだけでも相当な数あります。




注)写真を回転させてみても、すぐにこの状態に戻ってしまいます。
  解決出来次第回転させます、見づらくてすみません。

2009/04/06

Laughing Buddha



気温が上がってきているデリーです。そんな若くもないので
徐々にあがって欲しいところなんですけどね...。
身体の方がついていきませんです。

そんな昨今ですが
太陽が昇る早朝だけは気持ち良いので、公園でやっているヨガに今日も参加しました。
鳥が歌い、緑の中で新鮮な酸素がいっぱいな感じがとっても心地いいのです。

ところで、ヨガの中には「笑いヨガ」なるものがあって
みんなが両手を高く振り上げて、「アッハハハハハ.....」と大声で笑う場面があります。
わざとらしいといったらそれもそうなんですけど、面と向かってそれをやられると
こちらもつられて、同じようにやってしまいます。
この時ばかりは、ヨガのメンバーだけでなく、公園の別の場所からも笑い声が響いてきます。

今日はいつもより高らかに笑い飛ばしてやろうじゃないか!!! と意気込みました。
デリーで迎えた4度目の誕生日を自ら活気づけるという、自分のための自分だけの企画。


そしたら今晩、同じく今日が誕生日の大家さんの娘さんが薔薇の花とともに
Laughing Buddha を プレゼントとして届けてくださいました。
ラフィング・ブッダというんですね ?! そして「笑う門に福来る」の意味も説明してくれて...。

決めました! 今年は「笑顔を忘れず」にをモットーに生きようじゃないか...と。
 

2009/04/02

夏の予感



しばらく桜を見ていないな〜。
散り際が美しいですね。

筍もしばらく食べてないな〜。
歯ごたえがいいですね。

日本は春ですね ?!

インド、いよいよ暑いです!! それでも先週は雨が降ったりして
過ごしやすかったのですが、今日から急に気候が変わってしまいました。
今、ほとんど夜中ですが、窓を開けている部屋の中の気温が29℃です。
これからうなぎ上りにあがっていきそうです。

2009/04/01

Japanese Park にて



事後報告になりますが、先週は土曜にもうひとつキーボードでの演奏がありました。
前回のブログで書いた通り、演奏する時はせめてもう少し早めに知らせて欲しいな〜〜
と言っていましたが、そんなのは序の口で。

「明日演奏」と前日の昼に聞きました。それも演奏は朝... 
予定の4曲のうちの1曲は、前日にコード進行を作るようにと言われていたので
そこまではしていたものの演奏することまでは聞いていない、
なぜかそういうこと(こちら慌てさせるようなこと)は言わないんですね。
その他の3曲は昼に音楽を渡されて、テープ起こしのような作業を終えて
夕方、歌のバニーと合わてみました。彼女とキーボードだけだったら
何とかいけるかもと、少しは安心。しかし、明日はその他の奏者、ハーモニウム、
バーンスリー(インドのフルート)、タブラとオクトパッドが入り
バッバル氏も歌に加わります。
準備時間にしても、状況にしても、いろんなケースがあるので
ひとまずは自分自身も柔軟に構えるしかないのでしょうか...。


そして、当日の朝。6:45にピックアップされるはずでしたが
やはり典型的なインド時間で およそ30分遅れで迎えが来て会場へ。
会場は野外の " Japanese Park "。名前の由来はわかりませんが、何もない広いグラゥンドです。
しかし、インドでは何千人と集まるような催し物が多く、ここはそのような会によく使われます。

車中では、何か手違いがあったのか。バッバル氏がかなり興奮して携帯で話しています。
それからは電話のかけまくりで、バーンスリー奏者の調達を誰かに頼んでいる様子です。
早朝に... それも演奏はすぐなのに。 インドではあらかじめ決めているというより
事が起こった時に、全エネルギーを持ってそこに飛び込むということが多々あるので
このような展開も見慣れてきました。まー、きっと何とかなるでしょう、と。

それよりも我が身はどうなのか...
昨日は確認済みでOKだったのですが、バッテリーが見当たらないのでバニーに聞いてみる
「キーボードのバッテリーはどこ?」
「...シッ!! 家に置いてきた!!」

そこで、バイクで会場に向かっているエンジニアにバッバル宅に寄って持ってきてもらうよう
電話をするが、なかなかつながらない...。 会場に着いてからようやく電話がつながり
遅れないようにと気を利かせたエンジニアが、会場近くに住む友達から別のキーボードを
借りてきてくれて、この件は落ち着きました。


到着した会場ではまだセッティングの段階でした。インドの準備はいつもギリギリ
下手すると始まってもセッティングしていたりします。

こんな感じです、開催前と開催中。




そうこうしている間にバニーと主催者で曲の確認が始まりました。ここでも
手違いがあったらしく、4曲中の1曲は歌わないで、別な曲に変えて欲しい言われています。

大きな総合的な催し物は、細かいところまでオーガナイズが行き届いていないことが多いので
振り回されないように、できるだけ見ないように、気にしないようにと自分に言い聞かせます。
いろいろ見てしまうと疲れてくるので...。

他の数団体の演奏が終わって最後に我々の演奏となりました。
歌と歌の間にスピーチが入ったり、ゲストへの贈呈式が入ったりして
数度中断され、待ちながらの演奏だったので、長い長い。


と、まあまあ、落ち着かない会で、演奏もこの前の方が良かったです。
外は日差しが強く眩しいし、久々にコンタクトレンズを付けたので
目が呼吸できなくて、目がだんだん閉じて眠くなってきます。
結局、疲れてしまいました。

2009/03/25

World Water Day



3/22は、国連とユニセフで定めた "World Water Day" なのだそうです。
そしてこの日を中心に水に関するフォーラム等々が世界各地で開催されています。

前回のブログで書きました、バッバル氏とともに参加させて頂いた演奏は
この World Water Day の中のワークショップでのプログラムのひとつでした。
もちろん歌は,水や自然にちなんだものです。

インドに住んでいると、自然の大切さを痛感させられます。
きれいな水、きれいな川、きれいな空気が人間が生きるにあたっていかに重要であるかを...。
デリーは特に、川は汚く悪臭が漂うし、車からの排気ガスで空気も汚れています。
工場からの排水経路もきちんと整備されているのか疑問でもあります。
さらにゴミは平気でそこらじゅうに投げ捨てられているし、だいたい外で用を足す人が
あまりにも多いので個人個人の意識の改革も必要。
インドに長く住みたくない理由のひとつはこの汚さですね。寿命が縮まる思いがしてきます。

そんな現状ではありますが、よーーーやく環境問題に目が向けられてきているのも事実です。
2010年に行われるコモンウェルスゲームズに向けてというのも動機付けのひとつとなって
メトロ等の整備も急ピッチで進められているとともに、大気汚染、水質汚染に対する取り組みも
始まっているようです。インドが清潔さにおいて、日本のようになる日がいつやってくるのか、
そもそもそんな日は来るのか...。 もしそんな日が来たら見てみたいです。

そして、演奏の方は...
朝までレコーディングの仕事があり、シャワーを浴びて即、駆けつけたという
寝ていないギタリストと、いつもバッバル氏と共演していて、今回の曲は誰よりも一番
マスターしていたハーモニウム奏者の二人でうまくひっぱりサポートする形で進みました。
私は彼らの陰で、主に和音や伴奏を入れていく役に...。

しかし、寝ていない人は何か違うぞ !! アドリブが遠い調までぐんぐん行くし、
ハワイアン的な調べが出てきたり、曲の合間では舞台の上にいながらにして
となりの私に携帯を向けて、写真を撮った。 アホか〜!と心の中で叫んでしまう。
シャッター音が予想外に響いた気がした。それを見ていた歌のバニーは、驚きの笑みで
リアクションを返しましたが、私は、この寝てない人がこれ以上何をするのか怖いので
演奏の時以外は目を合わせないようにしていました。

しかし、本番はいいですね! 最近は客席でカメラ撮影しながら聴いていることが多かったので
ステージ上にあがると、音の来る方向が全然違って、それは、まとまっては聞こえないけれど
その分、ちょっと混沌とした現場的雰囲気の中で、程よい緊迫感のある中で、
自分もそこに入って、その瞬間を作っている感覚、何ともワクワクするものがあって...。

ただ、演奏すると知ってから本番までの時間はもう少し欲しいものです。
そうでないと、本番が終わってからの方が頭の中を、何度も何度も曲がリピートします。
本番前がこうあるべきだったのではと逆な気持ちがしてきます。
そもそも私の頭の速度がトロトロなのでしょうか?

演奏前の舞台袖からのステージ。