2008/12/21

テレフィルム&カタック

インドの場合は「芸術の冬」。
様々なイベントは11月から2月に圧倒的に多いです。

今週末は連日 Mandi House へ行きました。
最初にこの単語を聞いた時には、「月曜の家?」と思いましたが毎度の勘違いですネ。
ここは演劇学校や数々のオディトリウム(コンサート会場や劇場)
その他文化機関などが集まる地域、デリーの中央で、
メトロの駅もあるので北デリーからの移動にはとても便利です。


土曜は、あるテレビ局のテレフィルム・フェスティバルが
ありました。
テレビで放映するための短編映画のお披露目会で
数本が上映されました。テレビ局とあって、
いかにも〜のキラキラの舞台セット&司会者が用意され
簡単なコメント、試映、そしてそのフィルム製作に
関わった人たちが舞台上で紹介されます。

その中の1本の映画の音楽を、Satish Babbar Studioで
作っていたことから私もオマケで行けました。


テレビ局の中は、眩しいライトに日常生活とは離れた空間なので気持ちが高揚してきます
その異空間を写真におさめたく、1枚撮ったところで

「ノー、ノー、ノー、」。

一気に意気消沈。カメラにはその1枚の写真が残っていますが、撮影禁止とのことなので
ブログへの掲載も遠慮して、エントランスの看板のみアップします。

映画の感想ですが、そのフィルムに出ている役者さんたちはみんな
普段近所でみかけている人たちと何ら変わらない気がしました。
つまり、おそらく、それだけ、インド人は一般人も多分に感情がはっきりしていて表現豊か
言い換えれば、自己主張が強いということなのか...。
あるいは役者さんが気取っていないのでしょうか?
とはいえ、ボリウッドの大スターともなるとまた違うんだろうな〜と思います。

映像と、声と、音楽。これらの微妙なバランス加減が難しいのでしょうけど
神経細かくピタッとくると、作品がキリリと引き締まるのかもしれないです。
チューニングがぴったり合った時にグンと立ち上がってくる音のアンサンブルのように..。


 
 そして日曜日。
 巨匠ビルジュ・マハラージ氏のお弟子さんの
 カタック公演へ。
 若い女性ダンサーのデビュー公演で、公演後マハラージ氏の
 奥様(もカタック・ダンサー)のコメントもあり、そして
 ダンサーのご両親や家族も紹介されました。
 ダンサーを育てることに並々ならぬ愛情を持たれているのが
 伝わってきます。
 スクールの方も、スポンサーの協力とともに
 しっかりとオーガナイズされている印象を受けました。


私の所属している、Satish Babbar Creative Music Foundationも今後発展させていくべく新たな展開を組み始めています。実現できるように一歩一歩進んでいきたいところです。


          エントランス。床の模様は花びらで描かれています。

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