2009/02/12

こうなったら...



今日も、甘党でせめちゃいましょう!!

それにしてもこのケーキ、インドっぽくないです、見た目も、味も。
...というわけで、とっても美味しかったです ^^"


今日は知人の誕生日で、およばれしてきました。
おめでたい人が、家に呼んでパーティを開いたり、おもてなしをしたり、
その幸福を人に分け与えるのがインドの習慣。 とはいえ、
全員がそうするということではないみたいですが...。


今日誕生日だった知人はシーク教なので、ヒンドゥー教とはまた違った儀式が行われました。
まずは、シーク教の聖典「グル・グラント・サーヒブ」を前にキールタンが歌われました。
歌ったのは誕生日の本人がスルマンダル(ミニ・ハープのようなもの)を弾きながら
また、ヒゲの長いおじさんがシタールを弾きながら...。
同時にエレクトロニック・ターンプーラの持続音も鳴らされ、更にこのシタールのおじさんは
数種類のタブラとその他の打楽器があらかじめ録音されたパソコンに
今風のスピーカーをつなげ、要所要所でパソコンのキーボード上を操作しては
伴奏形を変えるという作業もうまくこなしていました。今は、もうそんな時代なんですね。

写真がないと、この説明ではわかりにくいかもしれませんが
神聖な雰囲気でカメラを取り出しにくかったのです。

その後、これまたヒゲの長い聖教者のような人がマントラのようなものを
唱えて...。そしてようやく、聖典の上の数枚の布が開かれ、聖典が登場。
それはそれは大切にされている感じで、布はまだしも、毛糸で編まれたものにまで
包まれていました。下の写真は終わり間際のものです。
このやぐら(?)の布の下に聖典が置かれています。




そして、その後は集まったみんなでランチとなりました。
ケーキはそのデザートでしたが、2つ用意されていて、ひとつは昔ながらの
インドのケーキ。そしてもうひとつがインドにしてはモダンな上の写真のケーキ。
Happy Birthday Song♪のあとは、誕生日の人がスプーンでケーキを
それぞれの人の口に入れてくれるというお決まりのイベントです。

美味しかっただけに、その後、このケーキを囲んで、自分でスプーンですくって
食べ続ける人が数名いました。そのうち、どこからか容器を持ってきてキープする人まで
出てきました。インド人はこういうところであまり遠慮したりはしないし、
恥ずかしさも感じていないようだし、はっきりいってガメツいなーとも感じられましたが
こういうことができるなんて、反面、純粋だな〜とも思います。

2 件のコメント:

  1. 何かにつけて祝い事というか、儀式というかがしょっちゅうあるのですね。
    日本のヴァレンタインデーやひな祭りみたいに商業ペースで踊らされているわけじゃないから純粋だと思います。
    ケーキは近年日本でもみないコテコテでド派手ですけど、うまそうですねー。
    オイラは今長期出張中で、毎日ホテルの部屋でコンビに弁当食ってすごしてます。

    返信削除
  2. インドでは「食事は神様」と考えられているそうです。
    外食に頼らず、ランチなども家庭からお弁当を持ってくる人が
    たくさんです。

    返信削除