2009/01/06

なんとかかんとか

3月、デリーの北のリシケーシュとハリドワルにて、カタック・ダンスの人と
オンド・マルトノで共演する予定があり、そのための準備が今日はかなり進みました。
ホッと一安心にはまだ早いけれど、高集中力で構成を一通り決めたので
正月休みはなかったけれど、思いっきり初仕事した気分で終わった後は心地よい疲労感。
喉が乾いて水をがぶ飲みして興奮を落ち着かせたのでした。

カタックダンスを踊るのは少し前にSatish Babbar Creative Music Foundationに
所属した日本人女性。でも、すでにインドとの付き合いは15年にもなり
インド・ネームもしっかりとある方です。

スタイと呼ばれるテーマの部分、多少展開するアントラ、早い動きのターン
自由に感情を表現する数種のアラープと、お互いに掛合うジュガルバンディなど
いくつもの部分を音楽的なことを考えつつ、そしてストーリー性を持たせながら
構成していくのは、創造的な頭やカンをフルに要するので全身全力投球となります。

その間、陽気なサーバントがちょくちょく部屋にやって来て
「Hard working... Very good!」「What is your problem??」
とおちょくっては、歌い踊りながら部屋から出て行く...。
私たちの異常なまでの真剣さに、それを端から見ている側は、
逆にアホになりたくなる心境もわからないでもないですね(笑)。

それにしても、一緒に構成を決めていく作業はとってもおもしろかったです。
そして踊りと合うと、オンドを弾いていて気持ちがいいですね。
お互いがお互いを盛り上げるように、そしてここにタブラも入るのでますます
おもしろくなりそうです。

「日本人同士の仕事はなんてはかどることか!!!」
「インド人とは絶対こうはならないね」と。

私たち二人は、意気投合すると、首を横に傾けるインド人の仕草(OKの意味)を
ついついしてしまうのですが、日本人同士で目を合わせながらそのジェスチャーを
するのもかなり可笑しくなります。

曲の内容は
「私の目にはクリシュナ神しかうつらない。ヤムナ河でバーンスリーを吹く
 その美しい姿に一目惚れして以来、恋に狂ってしまった。
 クリシュナ神の微笑みは私を虜にした。私は強烈に心を奪われた。
 愛したい、いてもたってもいられない高鳴るこの気持ちが止む事はない。
 私は誰の目をも気にしない、ただただ恋におちたいだけ...」

かなり濃厚で崇高な愛の歌なのです。Ayako大丈夫か?

とにかく、公演が予定通りに実施されますように...。

スケジュールを決定させるべく、まずは下見&会合の日程を決定させることが
明日の最も重要な仕事です。インドでは本当に全てがお流れになりやすいので
我々日本人同盟は少し強引にでも、とっとと決めちゃえ!精神で邁進するしかないです。

2 件のコメント:

  1. 仕事始め(?)お疲れ様でした。

    それにしても顔から火が出そうな歌の内容ですね。

    照れかくしながらがんばってくださいね。

    返信削除
  2. バッチリですわよ♡ 照れはしません。
    しかし、音にいかにfeelingをのせていくか 
    願わくば、音そのものをfeelingとすること。
    これがね〜〜、これなんです。

    返信削除