2009/01/27

リシケシュ紀行 <4>

<アシュラム〜その他編>
リシケシュ2日目、ムクタさんのアシュラムを訪れました。
ムクタさんは日本人のヨギーで、タブラやカタックも学んでいます。
昨年秋からSatish Babbar Creative Music Foundationにも所属され、
3月に予定している公演では、彼女のカタックとオンドで共演する予定です。
ムクタさんは、リシケシュの古いアシュラムの一角を手直しして
そこに住んでいます

リシケシュ滞在中、彼女のアシュラムにて
「キールタン(インド版賛美歌)」の会が行われました。

写真にはうまく収まりませんが
このアシュラムは、門をくぐると、中にはとっても広い真四角の広場があって
その周りの四方が2階建ての建物(部屋)となっています。
古い中にも、独特のフォルムが生かされ、色合いもとてもきれい、
そしてかわいらしさも兼ね備えた素敵なアシュラムです。
この広場でカタックを踊ったら、縦横無尽に動き回れそうですね。
公演にも使えそうないい空間の広場です。




二階でひなたぼっこしながら本を読んでいる老紳士、ご夫妻。
キールタンにもいらっしゃったムクタさんのお隣さんです。






どことなくヨーロッパっぽい雰囲気もあるように思えるのですが...。
どうでしょう?






この部屋の中でキールタンが行われました。




バッバル氏も歌を披露。そしてその後にはCreative Music Foundationの
今後の意向等も話されたのでした。



ここにはたくさんの温かい協力者のみなさんが集まっていらっしゃって
チャイを入れて頂いたり、またリシケシュでNo1というインド料理も、その中の
お一人のご好意により用意され、みんなで会食となりました。
ムクタさんとみなさん、絆がしっかりとできていて、心から動いてくださっているのが
強く感じられました。周囲のこのような方々から今後の公演等もご協力頂くことになりそうです。




そして、翌日、我々はタブラ奏者のシャンカル氏に案内して頂いて
ディアナンド・アシュラム、そしてヨガの本家シヴァナンダ・アシュラムも訪れ、
それらでの公演の可能性等々も探りました。

シヴァナンダには、インド楽器博物館のような一室がありました。後日紹介します。
また、ディアナンドもかなり大きなアシュラムで、モダンな雰囲気があって
外国人も多く修行に訪れているようです。そして、このアシュラムからガンガーを見ると
その対岸には、思わず手を叩いて喜んでしまったあるものが...




拡大。



ビートルズが今から約40年前に訪れたマハリシ師のアシュラムです。
今では廃墟となってはいるようですが、次回の訪問の際には足をのばしてみたいです。

2 件のコメント:

  1. 黄色?オレンジ?黄土色?の壁がなんだか気持ちを暖かくしてくれそうな感じがします。

    最近日本でもそんな感じの色の新しい家が多くなってきましたよ。

    でも、写真の建物は年季がこもっていて落ち着いた感じですね。

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  2. そうですよねー、色合いは本当に素敵でした。
    そして真っ平らでない床や
    全てが直角でない、直線でないあたり
    ほのぼのとしてきます。

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